インプット(知識)よりアウトプット(行動)を重視する
1)インプット
・Webで検索する
あなたがどの投資レベルであるかによって検索する内容は違ってくると思います。
あなたが知りたいことは、「不動産投資のメリット・デメリット」や「銀行融資に関すること」かもしれません。また、すでに不動産を購入しようと行動しているのであれば、「高利回り物件」などのキーワードで検索しているかもしれません。
どのようなキーワードで調べたらよいかわからない場合や、他の投資家たちがどのようなキーワードで検索しているかを調べる方法があります。
それが、「ラッコキーワード URL:https://related-keywords.com/」です。
ラッコキーワードで不動産投資を検索すると「不動産投資」というワードの他に組み合わされたワードも出てきます。例えば、「リスク」「セミナー」「利回り」などです。
情報収集するのに非常に便利なのでおすすめです。
収益物件を検索したい場合は、下記のサイトを活用してください。
・健美家
・楽待
・アットホーム
・goo不動産
検索機能が充実して見やすいため、毎日チェックすべきサイトです。
・本から知識を得る
Amazonなどの書評もチェックするといいでしょう。Amazonでの高い評価の書籍は、必ずしもあなたが求めているものと違うかもしれませんので注意しましょう。多読する場合は、Amazon Unlimitedを短期で利用する方法もあります。プライム会員ならある程度Kindleを使って無料で読めます。
インプットでの注意点をここで。
あまり細かな不動産自体に関する知識を習得する必要はありません。不動産投資に資格は必要ありません。不動産業界の資格ビジネスに乗っかる前によく検討しましょう。もちろん不動産投資のための宅建も必要ありません。もちろん、知識はあった方がよいのですが、勉強時間と労力を考えると費用対効果が悪すぎます。
節税に関することは知識を入れておくのがよいでしょう。適正な税金対策も押さえておいてください。
2)アウトプット
不動産投資において行動、実行がすべてと言っても過言ではありません。アウトプットは不動産投資そのものです。ここでは初心者向けに、アウトプットのはじめの一歩で勉強会やセミナーに参加することを提案します。
セミナーや勉強会のあとに、よく懇親会があります。こちらの方にもぜひ参加しましょう。いや、むしろこちらの方が勉強になるかもしれません。セミナーや勉強会で聞けなかった話もきっと聞けるはずです。名刺は必ず持参しましょう。会社の名刺ではなく、あなたの個人の名刺を作る方がよいと思います。自宅のプリンターで印刷した名刺でよいので、20~30枚程度をすべて配るくらいの気持ちでいきましょう。
先輩投資家さんたちに自分が気になる物件の評価をしてもらうのもいいかもしれません。先輩投資家さんがどのような評価をするのか、非常に勉強になるはずです。自分の評価との差やわからないことを具体的に聞けるチャンスです。多くの先輩大家さんは、よろこんで教えてくれることでしょう。
アウトプットでの注意点もここで。
それは「不動産会社にアドバイスを求めてはいけない」です。不動産会社に投資のアドバイスは求めてはいけません。不動産会社の売りと買いの仲介者という立場を理解してお付き合いしなければなりません。「この物件を買って大丈夫か?」は、不動産投資の成功者に聞きましょう。
不動産会社には、アドバイスを求めるのでなく、物件の近隣環境や入居付けに関して質問するのです。
例えば、気になる物件を見つけたとしたら、不動産会社にする質問の例です。
・この物件に買付入れたいのですが、指し値はどのくらいできそうですか?
・市街化調整区域などの場合:再建築できますか?
・建物などに登記と違う部分はありますか?
・入居付けに悪くなりそうな場所は近くにありますか?